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@なぜステンレスはさびにくいの?@ @なぜ鉄がさびるのか@ まず、なぜ鉄がさびるのかについて簡単に説明します。 本来、「鉄」という物質は、そもそも地上で金属としてそのまま存在していることは稀なことです。 たいてい「鉄」という物質は、その原料となる「鉄鉱石」という名前の鉱石として存在しています。 ちなみに、「鉄鉱石」とは「酸素」と「鉄」がまじりあった塊です。 だから、もともと「酸素」と「鉄」は非常に仲良しです。 つまり、自然界に「鉄鉱石」として存在している状態が、彼らにとって、もっとも安定した状態なのです。 その鉱石から、人間たちが、自分たちの使い勝手がいいように、 高熱で加熱したりして、「酸素」をひっぺがします。 それがいわゆる「鉄」といわれるものです。 でも、そうなると「鉄」は当然、仲良しの「酸素」の元にもどりたがります。隙があれば戻ろうとします。 そして、その「鉄」を「酸素と水分」のある場所(空気中など)に置くと、 今がチャンス、とばかりに「酸素」と「鉄」が結合し、元の酸化鉄(安定した状態)に戻ろうと 表面からいわゆる「酸化」をしていきます。 それが一般的に「錆び」といわれる状態なのです。 つまり、人工的な状態から元の状態に近いものに戻りたがる現象なんですね。 @なぜステンレスは錆びにくいのか@ ステンレスとは、ベースが鉄なので当然、非常に鉄に近いものです。 では、なぜステンレスはさびにくいのでしょうか? それは、ステンレスに含まれている成分クロムやニッケルなどが非常に関係しています。 ステンレスを空気中にさらした場合、 鉄が空気中の酸素とくっつく(上記の酸化)よりも先に、 ステンレス中に含まれるクロム元素と呼ばれる物質が、酸素と結合してしまい、 表面に不動態化皮膜(酸化皮膜)という非常に薄い膜を作り出します。 この膜がつくられると、鉄と酸素の結合を防御してしまい、 酸化を防いでくれる役割を果たします。 そして、その不動態化皮膜そのものにも、 非常に強力な再生能力があり、また表面を保護する役割も果たしているので ステンレスは、鉄に近いものでありながら、非常に錆びにくいのです。 また、ニッケルは、この皮膜をさらに強化する役割を果しています。 つまり、ステンレスが錆びにくいのは、含有されているクロムやニッケルにより構成される 不動態化皮膜とよばれるもののおかげです。 戻ります |
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@ステンレスはさびないの?@ 確かにステンレスは、他の鋼に比べ、はるかに耐食性にすぐれています。 かと言って、絶対に錆びないというわけではありません。 食塩水に長時間つけたり、潮風のある海辺で長時間使用したり 一部の洗剤などを使用して洗ったりすると 皮膜がとれて、ベースの鉄が現れ、やはり錆びてしまうことがあります。 また、錆びた鉄などをステンレスに接触させたまま放置しておくと 錆がステンレスの方に移動し、いわゆる「もらい錆」などの現象も起こる可能性はあります。 その他では、高熱にさらすと錆びやすくなることもあるそうです。 つまり、ステンレスは錆びないと思い込み、日ごろのメンテナンスを怠ると さすがのステンレスでも錆びてしまうということです。 だから、汚れやサビが目立つ前に、 軽い拭き掃除を行ったり、水に濡らしたあとは乾いた布でちゃんと拭いたり 日頃からメンテナンスすることは非常に大事なことです。 戻ります |
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